フィギュアスケート女子の中井亜美(TOKIOインカラミ)が、鮮烈な〝シニアデビュー〟を飾った。
昨季から継続予定だったフリー曲は著作権の問題で変更を余儀なくされる事態が発生。7月に新曲「What A Wonderful World」の振り付けを行った。サマーカップ最終日(12日、滋賀・木下カンセーアイスアリーナ)のフリーでは同曲に合わせて好演技を披露。冒頭にはトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷させるなど、129・18点をマークし、合計192・84点で逆転優勝を飾った。
シニアの舞台には今季から参戦。「ジュニアと違って、上手なシニアのお姉さんたちと戦うのはすごく不安だったし、緊張した部分もあった」と振り返るが、早くも2026年ミラノ・コルティナ五輪シーズンにタイトルを奪取。夢の祭典を見据える上で「まだ全然自分の立ち位置だったり、どのぐらいの評価がもらえるかというのはわかっていなかったけど、少しは近づいたかな」と手応えを口にした。
最大の武器は大技のトリプルアクセルで「練習での(成功)確率がすごい上がっている。練習で3回連続で降りたりもできている」と調子は上向き。フィギュア関係者からは「トリプルアクセルを跳べるのは大きい」との声も上がっており、さらなる活躍への期待が高まっている。
同年代の選手からは「一緒に頑張ってきた亜美ちゃんが五輪に行ってほしい」とエールも飛び出している。「まだこれからブラッシュアップしないといけない」と意気込む17歳は、堂々たるパフォーマンスで先輩たちの牙城を崩しにかかる。












