今の自民党は民主党末期と同じなのか。
8日に行われた自民党の両院議員総会で、次の総裁選を前倒しで行うかどうかを総裁選挙管理委員会で扱うことが決まった。石破茂首相が総裁を引きずり降ろされるかもしれない事態だが、自民党も無傷ではいられそうにない。
同委員会の委員長である逢沢一郎衆院議員はX(旧ツイッター)で「党所属国会議員、47都道府県連の賛否を確認することとなりました。(中略)過半が賛成すれば総裁選挙を行います。先例はありません」と説明。すでに自民党宮崎県連が総裁選前倒しを求める方針を決定し、ほかにも同様の動きが出てきている。
一方、注目を集めたのが国民民主党の玉木雄一郎代表の発言だ。6日配信のYouTubeチャンネル「国会王子 武田一顕のよろしくどうぞ」に自民党の細野豪志衆院議員とともに出演。2人ともかつて民主党に所属していたことがある。
玉木氏が石破おろしに揺れる自民党について「象徴的だったのは両院議員懇談会のやりとりの(録音)テープが外に出て報じられてっていうのは…(民主党政権時代に)よくありましたよね。自民党は絶対になかったんですよ」と指摘すれば、細野氏も「私もあれが出た瞬間、民主党を思い出した」と苦笑い。
玉木氏が言うように、7月末に行われた両院議員懇談会は冒頭以外は非公開だったのだが、なぜか録音された非公開部分の音源がテレビニュースで報じられていたのだ。
玉木氏は「民主党末期と似たような状況に自民党がなっているというのは、自民党が末期なんじゃないか」と〝自民党の終わり〟を感じ取ったという。
民主党時代にそんなことがあったのか。当時を知る永田町関係者は「消費税を話し合う社会保障と、税の一体改革に関する会議だったかであった記憶があります。記者が議員の胸ポケットにICレコーダーを入れて会議に送り出して、終わったらICを回収するんです」と手法を明かした。
民主党末期を当事者として知る玉木氏は「組織の論理がきちっと徹底されないと組織ってほころんでいく」と解説。録音流出事件は石破政権どころか、自民党政権の終わりのサインかもしれない。












