新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」7日後楽園大会のAブロック公式戦で、棚橋弘至(48)がSANADA(37)から4勝目を挙げた。

 来年1月4日東京ドーム大会での引退を控える棚橋にとって最後のG1。ともに4敗同士で、負ければ優勝決定トーナメント進出の可能性が消滅する一戦だ。

 棚橋はファンの大声援を受けて登場。試合開始となりヘッドロックを仕掛けるも、SANADAのヘッドシザースで切り替えされる。

SANADAのギターショットを食らった棚橋
SANADAのギターショットを食らった棚橋

 そしてSANADAのラウンディングボディプレスを避けた棚橋は、スリングブレイドからハイフライアタックを仕掛けようとするも、手間取ってトップロープから落下。同時にSANADAがレフェリーを場外に突き飛ばしていたため、無法空間が生まれてしまう。自身の代名詞でもあるエアギターをかき鳴らされつつ、強烈なギターショットを食らってしまった。

 完全KOで万事休すかと思われた棚橋だったが、勝利を確信して近づいてきたSANADAに起死回生の首固め。わずか2分48秒の短期戦で大逆転勝利を収めてみせた。

 決勝トーナメント進出の可能性を残した棚橋は、バックステージで「最後まで諦めないからな。石にかじりついてでも」と言葉に力を込めた。3日福岡大会でG1通算100勝の大記録を達成し、この日が101勝目となった。自身最後の真夏の祭典で、さらに白星を積み上げられるか。