新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」2日広島大会のBブロック公式戦で、IWGP世界ヘビー級王者のザック・セイバーJr.(38)がグレート―O―カーンを下し4勝目を挙げた。
互いに得意とするグラップリングのハイレベルな攻防を展開したザックは、緊迫感溢れる意地の張り合いからオーカーンの右腕に集中砲火を浴びせる。ダメージの影響からオーカーンの利き腕ではない左でのエリミネーターを浴びたが、カウント2で返し決定打を許さない。
正調エリミネーターを防いだザックは、セイバードライバーで形勢逆転に成功。そのまま腕ひしぎ逆十字固めに捕獲する。オーカーンもアイアンクローでこれを解こうとするが、ザックはこれを切り抜けて完璧に極めタップを奪ってみせた。
緊迫感溢れた一戦を制したザックは「オーカーンの悪口を言い続けてやると思った。でもあれが、俺たちが待ちわびてたオーカーンだった。G1の前にも俺は『最高のオーカーンでかかってこい』と言ったけど、あれは未来の王者だ。ただ残念なことに、今は俺が王者だったということ」と対戦相手を称賛した上で勝ち誇った。
さらに「ウルフ・アロン、なぜ広島のリングサイドにいないんだ? 俺をリングに通すためにロープを上げてもらわないと。そして大きな敬意を示すだけじゃなく、セコンドについて、コーナーで座ってるべきだった。そこでお前はペンを取り出してメモを取るべきだった。『信じられない、ザック・セイバーJr.、スゴイ、スゴイ』『どうやったらあれほどの関節技が繰り出せるんだ? 技ばかりだ。俺にはできない』と書き留めてもらわないとな」と、7月25、26日大田区大会でセコンドデビューを果たしたウルフにもメッセージを送った。
これでザックは4勝2敗。これでBブロックは実に7選手が勝ち点8で並ぶ空前の大混戦となった。ザックは「もう一戦も負けるわけにはいかない。そしてドーム大会の前に始末しないといけないヤツらが2人(公式戦で敗れた成田蓮と海野翔太)いる。復讐じゃない。でも俺はあの負けがまぐれだったってことを証明してやる。東京ドームに関しては、いくつか面白い計画を考えてるけど、焦らず待てば、きっと吉報が聞けるだろう」と、早くもG1制覇後のリベンジ防衛ロードも見据えていた。












