世界的人気を誇る米プロレスラーでWWE殿堂者のハルク・ホーガンさんが7月24日に71歳で急死してから、1週間がたった。ホーガンさんとゆかりの深いフロリダ州は2025年8月1日を「ハルク・ホーガンの日」に定め〝超人〟をしのんだ。「USAトゥデーネットワーク」など米メディアが伝えた。

 フロリダ州のロン・デサントス知事は31日、「彼の生涯と功績をたたえるため、2025年8月1日を『フロリダ州ハルク・ホーガン・デー』と宣言する」と発表。フロリダ州タラハシーの州議事堂、ピネラス郡内の全ての地方・州の施設、施設敷地において同日の日の出から日没まで米国国旗とフロリダ州旗を半旗に掲げるよう命じた。

 ホーガンさんはジョージア州オーガスタで生まれたが、幼少期にフロリダ州タンパに移住。同州で育ち、デビューへ向けてヒロ・マツダの元でトレーニングを積んだのもフロリダだった。世界的スーパースターになってからも同州に居を構え、同州クリアウォーターの自宅で死去している。

 デサントス知事は「彼の大らかな人柄が惜しまれる。1980年代と90年代に育った人々だけでなく、『ハルクスター』は現在も多くの人のアイコンだった。彼は真のフロリダ人でした」とホーガンさんの人柄を含め偉大な功績をたたえた。

 一方、米ニュースサイト「ページ・シックス」は、ホーガンさんの正式な死因は「急性心筋梗塞」だったと報道。フロリダ州のピネラス郡法医学センターによると、急性心筋梗塞は心筋への血流が突然遮断され、組織損傷を引き起こす病気。同サイトが入手したピネラス郡法医学センターの記録では、ホーガンさんには「心房細動」や「慢性リンパ性白血病」などの病歴があったという。ホーガンさんが「がん」と闘った過去があることは、これまで公になっていなかった。

 プロレスの枠を飛び越えた〝リアル・アメリカン〟急死の衝撃は、今も続いている。