自民党の鈴木宗男氏は30日、国会内で自身が主宰「大地塾」を開催。現在、都内の病院に入院した元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏に激熱エールを送った。

 宗男氏は同塾の冒頭でマイクを握ると、会場の参加者や生配信されたユーチューブの視聴者に対し「佐藤さんはいま入院中なんです」と明かし、宗男氏の秘書が佐藤氏からのメッセージを代読した。

 佐藤氏は23年ぶりに復党した自民党から参院選比例代表に立候補して再選を果たした宗男氏について「与党・自民党の熟練した政治家として、鈴木先生のイニシアチブは日本の対ロシア外交に大きな変化が生じると私は確信しています」と祝福した。

 その上で自身の病状に「私はこのメッセージを7月29日午後に書いています。実は28日から都内の某大学病院に入院しています。過去5年近く、心房細動が続いていて不整脈が常態化しているので、その治療を受けるためです。この治療は心臓カテーテル、アブレーションという治療用のカテーテルを太ももの付け根から血管を通じて心臓に挿入し、カテーテル先端から高周波電流を流し装着することで不整脈を治療するものです。私のように5年間、不整脈が常態化してる場合、(手術の)成功は3割程度とのことです」と報告した。

 佐藤氏は同塾が開かれた時間帯に手術中だと記した。

「手術に当たっては前向き思考が重要だと考えています。大地塾の時間帯は手術で3時間から6時間と言われていますが、終了し、ベッドの上で絶対安静にしていなくてはならない可能性があるので前日(29日)のうちにメッセージを書きます。みなさんに再会することを確信しています」

 代読後、会場が静まり返った中、宗男氏は佐藤氏のメッセージに感謝しながら「佐藤さんの手術の成功と全快を祈念して拍手を送りましょう」と呼びかけると大きな拍手がわき起こった。