新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」25日大田区総合体育館大会のAブロック公式戦で、「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のEVILがタイチ(45)を拷問の館に引きずり込み、3勝目を挙げた。
ディック東郷、ドン・ファレのダブルセコンド制でリーグ戦を荒らしまわるEVILは、試合前にタイチのセコンド・安田優虎を急襲。さらにタイチが天国のハルク・ホーガンさんに捧げようとしたアックスボンバーをレフェリーに誤爆させると、東郷とファレがリングに介入する。
しかし、東郷が安田のドロップキック、ファレがタイチの下手投げで排除され、エプロンに立っていたEVILはタイチのアックスボンバーで場外に吹っ飛ばされてしまい、ピクリとも動けず…。まるで1983年6月蔵前国技館大会でホーガンさんに敗れたアントニオ猪木の「舌出し失神事件」が令和に復活してしまったかのような光景だ。
グロッギー状態のEVILだったが、ファレによってリングに戻されると、強烈なラリアートで反撃に転じる。EVIL(変型大外刈り)こそ回避されたものの、横綱式カチ上げエルボーからのブラックメフィストを切り返すと、裏EVILで逆転の3カウントを奪ってみせた。
バックステージでもなかなか立ち上がれないほどの辛勝だったが、EVILは「オイ見たか、これがノーダメージで守備の範ちゅうってヤツだ。よく聞いておけよ? この俺がイチバーン! 分かったか、よく覚えとけ」とホーガンさんの決めぜりふを引用して勝ち誇った。
東郷が「人間不信」と書いたメモを残し、失踪するハメにならなくて本当に良かった…。













