新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」22日の仙台大会のAブロック公式戦で、タイチがデビッド・フィンレー(32)を撃破し、2勝目を挙げた。

 一度は出場者決定戦で敗れたものの、後藤洋央紀の欠場によって生まれた敗者復活ガントレットマッチを制してG1の舞台に舞い戻ってきた男が、意地と底力を見せつけた。昨年11月大阪大会でのIWGP GLOBALヘビー級王座戦で敗れた因縁の相手にINTO OBLIVIONを浴びるなど猛攻にさらされたが、3カウントだけは許さない。

 ブラックメフィストを回避され、コーナーへのパワーボムで叩きつけられたタイチは、オーバーキルを狙われる。しかし、これをキャッチすると、4の字式ジャックナイフ固め、タイチ式外道クラッチで反攻。カウンターの天翔十字鳳を叩き込み、最後はついにブラックメフィストで激闘に終止符を打った。

ブラックメフィストで決着をつけたタイチ(手前)
ブラックメフィストで決着をつけたタイチ(手前)

 春の「NEW JAPAN CUP」を制した「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」のリーダーからの1勝が持つ意味は大きい。タイチは「誰だ、俺を外そうって言ったヤツ。これでも必要ねえか、俺は? これでも本戦に足りねえか、力? お前ら、後悔させてやるからな」と反骨心を燃やしつつ「最下位が最高位に登りつめるんだよ。幕尻優勝だ。しっかり決めてやる。現実味を帯びてきただろ? 残りの連中も怖えだろ、俺とやるの。負けたら恥だもんな」と、下馬評を覆しての初優勝を誓っていた。