元NHK解説委員でジャーナリストの岩田明子氏が20日、ABEMA TV「#アベプラ 参院選SP」に出演。この日投開票の参院選で大敗する見通しとなった自民党についてコメントした。
自民の今後について岩田氏は「そもそも(石破茂首相が)勝敗ラインを50議席と設定したのが非改選議席も含めたラインで『低すぎる』と言われていて、さらに下回ったとなると、トップとして出処進退を決めなきゃいけない。それを明日、役員会と総裁会見が設定されてますので、どういう発言をされるかというのが注目点」と指摘。
序盤から日がたつに連れて劣勢の度合いが強まっていったが、その理由について「複数の要因がある。石破さん自体もトランプさんとの追加関税交渉で『なめるなよ』という発言をしたり、失言が続いた。鶴保(庸介)さんの失言もあった。安倍内閣のときは被災地に関する失言をしたら、30分から1時間以内に更迭をしていた。だけれども、数日間対処を引きずってしまった。これも大きく響いたと思う。あとコメ問題。農業票も微妙になった」と分析した。
また、今回の選挙対策には違和感を感じたといい「以前は選対本部と、裏選対、そこにコンサルとか専門家とか入れて毎日開いて緻密に計算する。そこに官邸の政務秘書官が入って来て、『明日の総理の演説はどうしようか』とかアップデートしていく。それから激戦になってきた選挙区には総裁とか幹事長とか人気のある人をどんどん投入していくということを当たり前のようにやっていたのが、今回その姿があまり見えなかった」と残念がった。
激戦区でも石破氏の応援が断られるケースもあり「こんな選挙はなかなかないです。ご本人の人気がどんどんなくなっていったという部分がある。激戦区に人気ない人が来られると票が減る。これでかなり選対の計画が狂っていって、負のループを起こしていったような気がする」と読み解いていた。












