参院選が20日投開票され、締め切り直後の午後8時、都内の開票センターで神谷宗幣代表が選挙戦を総括した。

「17日間の選挙の中で、追い風がどんどん吹いたが、攻撃もたくさんあった。私もつい口を滑らせて、不用意なことを言ってしまったこともあって、ご心配をかけたこともあるが、出口調査を見ていると目標の20議席はなかなか難しいかもしれないが、当初予定していた6議席は、明らかに多くの議席をいただけるんじゃないかとの手ごたえを感じ、この瞬間を迎えている」と安堵した表情を浮かべた。

 支持が広がったきっかけに6月の都議選で3議席を獲得したことを挙げ、「一気に道が広がった。その後、日本記者クラブの方から5人でないと(討論会には)出せませんということがあって、梅村みずほ参院議員に加入をお願いした。テレビに出られる政党要件を満たしたというのが本当にギリギリのタイミングだった。選挙が始まる直前に各党の代表と並んで、いいスタートを切れる一番のきっかけだったかなと考えています」と梅村氏の入党が大きかったと振り返った。

 また神谷氏の発言をめぐって、物議を醸し続けたことが結果的に奏功したとみる。「切り取られたり、ネガティブに叩かれることがけっこうあって、それが逆に党員さんたちの心に火をつけた。私の不用意な発言も実際あったので、反省すべきところはあるが、明らかにちょっと切り取りのようなこともあって、国民もこれはおかしいだろうというふうに疑問を持ってもらえるきっかけになった」

 東京選挙区から立候補したさや氏がロシアメディア「スプートニク」に出演したことをきっかけにロシアによる参政党への介入疑惑が報じられたことには「選挙期間中にフェアじゃないぞと。(ロシアとは)つながりもないですから、堂々と反応した。それがまたネットで大きくなって、最後に勢いがついたなというふうに思っている」と支持拡大につながったと分析した。