卓球のUSスマッシュ(米ラスベガス)で、中国の新鋭・陳熠(20)が評価を上げている。

 女子シングルスで世界ランキング17位の陳熠は、3回戦で世界女王の孫穎莎(中国)から金星を奪取。中国メディア「捜狐」が「多くの人が納得できず、孫穎莎が油断して負けたと感じていました」と報じるなど、まさかの結果に波紋が広がっていた。

 準々決勝では日本のエース・早田ひな(日本生命)と対戦。第1ゲームから早田はサーブ、ラリーともに陳熠を上回るパフォーマンスで優位に進め、第1~3ゲームを奪う。しかし、陳熠が第4ゲームを11―9で取ると流れが一変。陳熠が4―3で逆転勝ちを収め、準決勝進出を決めた。

「捜狐」は「今振り返ってみると、孫穎莎の敗北は不当ではありませんでした。陳熠はこの試合で本当にすばらしいプレーを見せました」と報じた上で「陳熠は今大会のダークホースとなった。このままの調子を維持すれば、優勝も夢ではないだろう。今後、中国卓球チームからさらに多くの若手選手が輩出されていくだろう。まさに国家卓球チームの未来の希望だ」と絶賛した。

 3年後のロサンゼルス五輪を前に、また1人中国から新たな強敵が誕生してしまったようだ。