クラブW杯準決勝(8日=日本時間9日、米国・イーストラサフォード)でチェルシー(イングランド)はフルミネンセ(ブラジル)に2―0で勝利し、決勝(13日=同14日)進出を果たした。日本代表MF三笘薫(28)の元同僚で2日に加入したばかりのFWジョアン・ペドロ(23)が2ゴールを決めた。

 前半18分に先制ゴールをマークしたペドロは後半11分、左サイドでロングパスを受けてドリブルで攻め込むと豪快なミドル弾で加点し、勝利に貢献した。チェルシーに加入後初ゴールとなったペドロは「夢のようだ。素晴らしかった。2ゴールを決められてとてもうれしい。次は決勝のことを考えなければならない」とコメントした。

 そんなペドロは2ゴールを決めるも、喜びの表現は一切しなかった。英紙「サン」は「古巣を相手にゴールを決めたペドロは初得点ながらも祝うことを拒否した。同僚が祝福しようと駆け寄ってもペドロはフルミネンセのファンに向かって両手を上げた」と伝えた。その上でSNSに「このようなゴールは祝うべきだ」「(喜ばなかったのは)驚きだ」などの声が書き込まれていたという。

 この行動に、ペドロは「この大会がフルミネンセにとって重要なものと分かっていて、申し訳ない気持ちですが、プロフェッショナルでなければならない」と語っていたが、決勝でも重要なゴールを決め、歓喜する姿を見せてくれるはずだ。