J1最下位に低迷する横浜Mの西野努スポーティングダイレクター(SD)が残留の目安を示した。

 19日にパトリック・キスノーボ監督の退任が発表され、西野SDは20日に神奈川・横須賀市内で取材に応じ、同監督の退任について説明。その中で残留へ向けた勝ち点ついてもこう言及した。

「40というのが一つのラインかなと感じている。そのために勝率5割というのは、改めて言う必要もないかなと思っている。そのために監督を代えるという決断した。プラス、夏のウインドーで戦力を下げずに、戦力を上げることに取り組んでいる」

 横浜MはここまでJ1全日程の半分にあたる19試合を消化し、3勝5分け11敗の勝ち点14で最下位の20位。残り19試合で勝ち点26を積み上げる必要があるわけだが、当然のことながら前半戦のペースでは到達できない。

 まずは、降格圏脱出となる17位・FC東京との勝ち点6差を縮めていく必要がある。今後は21日に岡山(13位)と対戦し、FC東京(17位)、湘南(16位)、横浜FC(19位)、名古屋(15位)と2ケタ順位チームとの対戦が続く。ここで勝ち点を積み上げて残留の足ががりをつかんでいきたいところだ。

 西野SDはキスノーボ監督の起用について「今の結果を見たら、スティーブ(ホーランド前前監督)の選任、パトリックの選任というのは、失敗だったと言わざるを得ない」。2度の失敗を糧に、Jリーグの名門にはふさわしくない残留という目標を達成できるか。