中国サッカー協会が元韓国代表指揮官で今年1月までインドネシア代表を率いていた申台龍氏(56)を中国代表監督に任命することを検討していると、同国メディア「北京青年報」が伝えた。

 中国は2026年北中米W杯アジア最終予選で日本と同じC組に入るも3勝7敗の5位で敗退が決まった。ブランコ・イバンコビッチ監督は退任することになり、7月の東アジアE―1選手権に向けて新指揮官の行方が注目されていた。元イタリア代表監督で同最終予選ではサウジアラビア代表を率いていたロベルト・マンチーニ氏が浮上している中、申氏も有力な候補のとなっている。

中国次期監督候補の申台龍氏(ロイター)
中国次期監督候補の申台龍氏(ロイター)

 また、韓国各メディアによると、中国行きが報じられた申氏は「中国サッカー協会からオファーはない」としながらも「選手時代から中国サッカーを熟知し、コーチとしても何度も対戦してきた。中国代表が良い成績を残せていない理由も理解している。もし、私にバトンが渡されればチームを率いて良い結果が出せると信じている」と就任に前向きな姿勢を見せたという。

 中国代表は2002年日韓W杯に出場するも、その後はマルチェロ・リッピ氏やファビオ・カンナバーロ氏など著名人がチームを指揮するも国内リーグの低迷やサッカー協会の汚職が発覚するなど、チーム強化は進んでいない。有力候補となった韓国人の名将は中国をW杯に導けるか。