元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が4日、関西テレビ「newsランナー」に生出演し、兵庫県庁内の情報を漏洩指示した疑惑を持たれている斎藤元彦兵庫県知事について言及した。

 兵庫県の告発文書問題を巡り、斎藤知事を告発した元県民局長の私的情報(県の公用パソコン内に保管)を斎藤知事が、部下である元総務部長に外部への「情報漏洩を指示をした可能性が高い」と第三者委員会が指摘した。それを受け斎藤知事は元総務部長を停職3か月の懲戒処分としたが、県議会の4会派が申し入れた刑事告発に対し「懲戒処分で社会的な制裁を受けていることなど踏まえ刑事告訴しない」とした。

 斎藤知事の権力の使い方が怖すぎると指摘した橋下氏は「内部告発をした人は数日で探し当てたのに、情報漏洩者は、自分の側近中の側近なのに、これをきちんと突き止めることを数か月もやってこなかった。斎藤さんが自分に都合の良い権力を使うってことの恐ろしさを兵庫県民のみなさんには分かってもらいたい。住民に今は影響ないかも分からないけど、絶対影響してくる」と語った。

 情報漏洩をした元総務部長への対応について「これは判断おかしいと思いますよ。元総務部長が情報漏洩をしたことによって、誰が一番利益を受けるかっていったら斎藤さんだった。告発があやしいってことになるからね。自分の利益になるようなことをやった総務部長を甘い処分にしたってのは、おかしいと思いますよ。これは明らかに地方公務員法違反で間違いない。本来、刑事告発すべきですよ」と主張した。

 続けて、「こういう権力の使い方が、僕は権力者として失格だと思うんです。懲戒処分と刑事告発、並行してやるなんてのは当たり前だし、県議会は気合入れて、こういう兵庫県の権力者たちのおかしさってのを感じるんだったら不信任決議出したらいいのに、なに腰引けてるんですか」と指摘した。