鈴木宗男氏は29日に国会内で開いた自身が主宰の「大地塾」で、改選を迎える今夏の参院選について「そう遠くない時期に去就は、しっかり決めたい」と近く判断する考えを示した。

 宗男氏は会合の中で、鈴木馨祐法相が1966年の静岡県一家4人殺害事件で再審無罪となった元プロボクサーだった袴田巌さんの姉・袴田ひで子さんに直接、謝罪したことを明かした。

 現在、再審法の改正に向けて超党派議員として活動を続ける宗男氏。巌さんの事件に触れ「取り調べの可視化、人質司法をなくさなくてはいけません」と力強く訴えた。
 ひで子さんは会合でマイクを握ると「こういう方(宗男氏)がいないと法務大臣に偶然、合えることはなかったです。感謝しています。ぜひ今度も選挙に出てください」と宗男氏に出馬要請を行った。

 これに宗男氏は「『参院選に出るべし』というありがたいお話をいただいたので、今の声を十字架だと思って、しっかりと受け止め、周囲とよく相談して、そう遠くない時期に〝鈴木宗男〟の去就はしっかり決めたいと思います」と明言。その上で「鈴木宗男の集大成の戦いは、どこかでしないといけないと思っています」と語った。

 永田町関係者の間では改選を迎える宗男氏について「前回の参院選は日本維新の会から比例代表出馬して参院議員に当選した。その後、離党して現在は無所属です。参院選は無所属か、それとも古巣の自民党に復党して立候補するのではないかとの見方も出ています」と語った。