米カリフォルニア州サンディエゴで生後2か月の子熊が母親に捨てられ、保護された。現在、サンディエゴ動物愛護協会のラモナ野生動物センターで、すくすくと成長している。米独立系テレビ局KUSIニュースが先日、報じた。

 アメリカクロクマの子は4月12日にロス・パドレス国立森林公園でキャンプをしていた人たちによって発見され、カリフォルニア州魚類野生生物局の生物学者が母親を見つけられなかったため、4月14日にラモナ野生生物センターに移送された。

 サンディエゴ動物愛護協会の野生生物プロジェクトチームは、生後2か月のクマの子を保護している。同団体が保護した中で最年少のアメリカクロクマだったため、今回の保護は「異例」だと考えられている。

 チームによると、衰弱して体重が不足した状態で到着してから1か月がたち、24時間態勢の管理のおかげで、今では体調は安定し、遊び心も出て元気に育っている。年齢と健康状態を考えると、1歳くらいまでは世話が必要になると予想しており、その後は野生に返したいと考えている。

 クマの子が人間にインプリンティング(刷り込み)されるのを防ぎ、野生にうまく戻れるようにするために、エサを与える際には、スタッフがクマ用のマスクと葉っぱをつけた頭巾をかぶっているという。

 同協会は、X(旧ツイッター)に「思わず見入ってしまうほどのかわいさ!」として、写真を投稿した。