南米コスタリカで、ポコシ刑務所に麻薬を運ぶために使われていた猫「ナルコ・ミチ」が捕獲された。この麻薬密輸方法はSNSで騒動を引き起こした。猫は救出され、健康診断を受けた。メキシコ紙ヘラルド・デ・メキシコが先日、報じた。

 コスタリカ当局は、麻薬密売との継続的な戦いに関連して異例の〝逮捕〟を行った。警察は、マリフアナやクラック・コカインの包みを毛皮に隠してリモン州のポコシ刑務所に運ぶのに使われていた猫「ナルコ・ミチ」を捕獲した。スペイン語で、ナルコは麻薬、ミチは猫を意味する言葉だ。

 この猫は、ポコシ刑務所の職員が刑務所の敷地内に動物が潜んでいることに気付き、捕獲。麻薬の包みが体に巻き付けられていた。麻薬は押収され、猫は医療検査を受けた。

 コスタリカ法務省は先日、フェイスブックに「麻薬を体に巻き付けて刑務所に運んでいた猫を救助した。猫は捕まえられ、麻薬が入った包みを取り除くことができたので、麻薬が最終目的地に到達することは防げた。包みには、235・65グラムのマリフアナと67・76グラムのコカインが含まれていた」として、猫の画像をアップした。

「ナルコ・ミチ」というあだ名が付けられた猫を悪用した異例の手口は、SNSで話題となった。コスタリカの刑務所では以前、ハトにポーチに入れた麻薬を運ばせる手口があったが、ハトは帰巣本能がある。猫を訓練するのは、難しいと思われたからだ。この猫が初めての密輸で失敗したのか、常習犯なのかはまだ分かっていない。