オリオールズは17日(日本時間18日)、2018年から指揮を執ってきたブランドン・ハイド監督(51)を成績不振によって電撃解任した。
23年にはシーズン101勝を挙げて地区優勝を果たし、24年まで2年連続でポストシーズンにも進出していた。だが、今季はこの日の試合前時点で15勝28敗と黒星が大きく先行し、ぶっちぎりの最下位に沈んでいた。今季からは菅野智之投手(35)が加入。ハイド監督は「トモ」と呼び、メジャーで活躍する〝オールドルーキー〟の夢を後押しし、4勝3敗、防御率3・08と期待に応えてきた。
まさに孤軍奮闘してきたが、チームの得点も失点も地区ワースト。球団は三塁コーチだったトニー・マンソリーノ氏(42)を新監督に据えて再建を図ることとなった。
今季中の監督解任はパイレーツのデレク・シェルトン氏、ロッキーズのバド・ブラック氏に続いて3人目となったが、選手たちが受けたショックは小さくなかったようだ。菅野とともに先発ローテを回り、3勝1敗、防御率3・13の右腕、ザック・エフリン投手(31)は米メディアの取材に「最悪だ」と本音を吐露。さらに「自分たちが最悪だった結果だ」とチームを浮上させられなかった責任を重く受け止めた。また、セドリク・ムリンス外野手(30)は「監督の解雇に加担するようなことは本当につらい。ハイドは素晴らしい人物だった」と肩を落としていた。
新体制の初陣となったこの日のナショナルズ戦は、先発した37歳のベテラン右腕・ギブソンが初回の1イニングを投げ切れず、2/3を6安打6失点と大炎上。終盤に打線が盛り返したが、6―10で敗北した。米メディア「エッセンシャリー・スポーツ」は「真の課題は誰が采配を振るうかではなく、このチームが高い基準を満たすようにつくられているかどうかにある」と指摘。まだまだ問題山積といえそうだ。












