まさかのハプニングだ。大相撲夏場所初日(11日、東京・両国国技館)、幕内一山本(31=放駒)が幕内宇良(32=木瀬)を破って白星発進。土俵際まで押し込まれる展開から、最後ははたき込んで相手を土俵に転がした。行司・式守勘太夫の軍配は一山本。ここで物言いがつき、審判団が協議に入った。

 そして、審判長の高田川親方(元関脇安芸乃島)がマイクを握り「行司軍配は宇良に上がりましたが、両者が体が出るのが同時ではないかと物言いがつき、協議した結果、一山本が残っており、行司軍配差し違えで一山本の勝ちといたします」とアナウンス。直後にNHKの大相撲中継内で「差し違えというアナウンスでしたけど、軍配通りですね」と〝訂正〟が入る場面もあった。

 打ち出し後に高田川親方は「差し違えじゃなかった。行司さんに謝らないといけない」と陳謝。差し違えならぬ〝言い間違え〟にバツが悪そうな表情を浮かべていた。