関取復帰へ好スタートを切った。大相撲夏場所初日(11日、東京・両国国技館)、大関経験者の幕下朝乃山(31=高砂)が幕下千代虎(22=九重)を押し出して白星発進。取組後は「前に出て、ケガなく終われたことは良かった。差せなかったけど、しっかり相手を見て前に攻められた」とうなずいた。
大関時代に6場所出場停止となり、三段目まで転落。一時は小結まで番付を戻したが、昨年名古屋場所で左ヒザを負傷して手術を受けた。長期休場を経て、三段目から復帰した春場所では全勝優勝。今場所は西幕下14枚目まで番付を上げ、全勝優勝すれば来場所の十両復帰も見えてくる。
久しぶりの国技館での相撲には「先場所復帰した大阪とは一段も二段も違う。(場所入りで)入っていくのが久しぶりだったし(ファンに)声をかけていただいた。力になりましたし、うれしかった」と感慨もひとしお。
全勝Vでの関取復帰については「(意識が)ないと言ったらウソになる。できるだけ意識しないように、一番一番」と目の前の相撲に集中する構え。「今場所で相撲が終わるわけじゃない。しっかり状態を戻しながら、1場所1場所良くしていきたい」と先を見据えていた。












