女子プロレス「スターダム」のワールド王者・上谷沙弥(28)が、シンデレラ・トーナメント覇者・玖麗さやか(24)を下し3度目の防衛に成功した。
4月27日の横浜アリーナ大会で宿敵・中野たむとの敗者引退マッチを制し同王座を守り抜いた王者は、11日の東京・後楽園ホール大会で中野の弟子である玖麗を迎え撃った。
2023年12月にデビュー戦で胸を貸した後輩でもある玖麗の連続ドロップキックを受けきった王者は、スワンダイブ式プランチャで黙らせると客席に投げ飛ばし高笑い。
それでも胴締めスリーパーとエルボーで必死にくらいついてくる玖麗にスピアーを決められ大の字になる場面も。さらに17分過ぎには師匠・中野の得意だったバイオレットシューティング(ランニングニー)からのバイオレットスクリュードライバー(変型ファルコンアロー)をくらい追いつめられてしまった。
だが、20分過ぎスタークラッシャーで違いを見せつけるとバイシクルキックを炸裂。最後は旋回式スタークラッシャーで3カウントを奪った。
試合後、玖麗を踏み付けると首をかっ切るポーズでアピールした上谷は「これが赤いベルト(ワールド王座)だ。赤いベルトの挑戦が決まっていろいろ言われて、私なんかじゃ無理かもって思ったかもしれないね。でも誰かの代わりになんてなろうとしなくていいんだよ。今日みたいには玖麗さやかっていう存在をこのリングで証明し続けろ」と後輩に熱いエールを送った。
玖麗から「絶対的王者ってこういうことなんだって思い知らされて、悔しいしか言うことないけど、やっぱり私が憧れていた背中は大きくて偉大で、どこに行ってもあなたの本質は変わってないんだなって改めて思いました。今日は挑戦を受けてくれてありがとうございました」と握手を求められたが、あっかんべーで挑発しベルトを見せつけた。
最後に上谷は「後楽園ホールのしもべたち! スターダムは今までも、今も、これからも一番最高で最悪な団体だ! 沙弥様が保証してやる。これからもスターダムに史上最大の悪夢を見せてやるよ」と絶叫し、大会を締めた。













