臨戦態勢に入った。卓球の世界選手権個人戦(17日開幕、カタール・ドーハ)に出場する日本代表が7日、都内で練習を公開し、男子シングルスで世界ランキング4位の張本智和(21=トヨタ自動車)は「持てる力をすべて出し尽くして、大会が終えた後には何も残っていないくらいやり切りたい」と決意表明した。
男子シングルスで日本勢46年ぶりのメダル獲得が期待される張本は、第4シードで登場。準決勝まで難敵・中国勢と当たらない組み合わせになった。それでも「パリ(五輪)が終わってポイントをたくさん稼げた恩恵を受けたかなと思うけど、過去の世界卓球で第4シードを取れてもメダルを取れなかった苦い経験がある。あまり中国(の選手が)いる、いないとか関係なく、どんな組み合わせでもメダルを取れたら」と気を引き締めた。
現在は普段77~78キロある体重を落とす減量期だという。「大きい大会前には72、73キロくらいまで落とすのがルーティン。あと1キロぐらい落とせれば」と見通しを語ったが、すでに体はキレキレ。卓球関係者は「張本選手は体を本当に絞れている。筋肉もすごいし、顔つきも変わったんじゃないかくらい」と〝変身〟に驚いた。
張本自身も減量の効果を実感している。攻撃的な卓球に磨きをかけてきた中で「体重を減らすことで体が少し軽くなって、フットワークも軽くなってきたと思う。そこの動きが良くなれば、自分から攻めるボールが増える」と手応え十分。日本のエースが、大舞台で進化した姿を見せつける。












