最終ゴールはドジャー・スタジアム!? ボクシングの世界スーパーバンタム級主要4団体タイトルマッチが当地のTモバイル・アリーナで行われ、統一王者の井上尚弥(32=大橋)がWBA世界同級1位の挑戦者ラモン・カルデナス(29=米国)を8回TKOで下して王座防衛に成功。2回にダウンを喫する場面もあったが、7回にダウンを奪い返し、8回に決着をつけた。
井上と共同プロモート契約を結ぶ米トップランク社のボブ・アラムCEO(93)が試合後、日米メディアの取材に応じ、ド派手な逆転劇を演じたモンスターを称賛した。
井上のダウンについて「自分の選手が倒れるのを見ると心臓に悪いし、驚くよ」と振り返り「でも、カルデナスが本当に優れた選手だってことはわかっていたから、この試合を組んだんだ。今週末のラスベガスは大イベントだし、井上と無名の選手を対戦させるつもりはない」と、自分の目に狂いがなかったことを力説した。
メキシコの祝日「シンコ・デ・マヨ」の週末に合わせ、2日(日本時間3日)にニューヨーク、3日(同4日)はサウジアラビアと3日連続で世界戦が開催された。アラムCEOは「最高のパフォーマンスだったし、素晴らしい試合になって本当によかった。金曜の試合や土曜の試合にお金を払った人たちにとって、今日の試合こそが『これぞボクシング』って感じだった。これはちゃんとエンターテインメントだった」と、MVPに井上を選んだ。
来年5月には井上とWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(27=M・T)の夢対決が浮上している。「素晴らしい試合になると思うよ。今夜の試合が素晴らしかったように、5月の中谷との試合も同じくらいエキサイティングなものになるはずだ」という興行界のドンは「ドジャー・スタジアムでやって、大谷翔平がリングアナウンサーを務めたらいいね」と究極の目標を口にして記者も大爆笑。「井上なら観客を呼べるし、ドジャー・スタジアムでもすごい試合を見せてくれる」と早速、ソロバンをはじいていた。












