新日本プロレス3日の福岡国際センター大会で、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」の内藤哲也(42)は〝ラス前〟マッチを勝利で飾ることができなかった。 

 内藤はLIJの盟友・BUSHIとともに、4日福岡大会を最後に新日本を退団することが発表されている。この日の大会では辻陽太、高橋ヒロム、BUSHIと組んで、上村優也&タイチ&石井智宏&TAKAみちのくと8人タッグ戦で激突した。

 石井のジャーマンで投げ捨てられた内藤は、タイチの串刺しブーツを浴びながらも、ヒロムとの合体技「テンデデロ」で反撃。しかし、試合はBUSHIが石井のラリアートからタイチのデンジャラスバックドロップで3カウントを奪われ、チームは勝利を逃した。

 バックステージで内藤は「そう言えば12年前、2013年5月3日ここ福岡国際センターで復帰宣言した時、〝主役〟という言葉を(初めて)使ったんだよ。『このリングの主役は、俺』って言ったのかな? ここ福岡国際センターにくると思い出しますよ、アノ時の気持ちだったり、俺の目から見えた景色とかね」と思い出を振り返った。

「明日でいったん、この新日本プロレスのリングとは一区切りになるのかな? 分からないよ、俺のことだから、次のシリーズも普通にフリーとしてリングに上がってるかもしれないからね? 分からないけどさ、明日もここで試合をするわけで、特別何かをしたいとかはないよ。普段通りの、いつも通りのLIJ、そして内藤哲也をお越しの皆様にお見せしますよ」と、所属ラストマッチへの意気込んだ。

 泣いても笑ってもあと一戦。新日本マットで絶大な人気を誇り続けた「制御不能なカリスマ」が、誰よりも愛し続けたセルリアンブルーのリングに別れを告げる。