女子プロレス「スターダム」のシンデレラ・トーナメント覇者・玖麗さやか(24)が、覚悟を見せる。
27日の横浜アリーナ大会で極悪軍団「H.A.T.E.」のテクラに勝利。試合後、シンデレラT優勝者に与えられる「一つだけ願いをかなえられる権利」を行使し、団体最高峰のワールド王座に挑戦することを表明した。同大会のメインでは、同王座と引退をかけ師匠の中野たむが王者の上谷沙弥に挑戦。結果は中野が敗れて現役を引退することが決まり、玖麗は上谷への挑戦が決定的になっていた。
激闘から一夜明けた28日に都内で開かれた会見では、5月11日の東京・後楽園ホール大会で同王座のタイトルマッチが行われることが決定。王者が不在の中、会見に出席した玖麗は「シンデレラになった時、最初はもっと違う願いを考えていました。でも、その願いはいろんな人の覚悟や気持ちを踏みにじるものだなって考え直して、この願いをさせていただきました」と経緯を説明した。
中野の引退をいまだ受け入れられていない様子の玖麗は涙を流しながら「たむさんは昨日、夢のように、幻のように消えてしまったので…。私は昨日いっぱい泣いて、いっぱい考えて」と語りつつ「たむさんがスターダムのリングに残していってくれたスターダムドリームのかけらを私が拾い集めて、必ずスターダムドリームをかなえるって決めました」と必死に前を向いた。
最後には「このワールドへの挑戦は、今の私の覚悟全てです。たむさんに胸を張れるようなスターダムの未来を、私がつくるんだっていうことを証明します」と力強く意気込んだ。
シンデレラが一気に頂点へ駆け上がる。













