【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑#614】世界各地で小さな妖精が伝承されている。今回紹介するのは、メキシコのベラクルーズ州の南にあるクエンカ・デ・パパロアパン地方の農作地でウワサされる妖精「チャネケ」である。
別名「レプラコーン」、欧州の人々には「ノーム」「フェアリー」などとも呼ばれる。「メキシコのゴブリン」としてもよく知られているチャネケは、もともとマヤ文明の神話に登場する神に近い生物だ。大きな目を持ち、ギャーギャーわめいてうるさい。
いたずら好きで出会った人間には、必ず催眠術をかけてしまう。そして、はるかかなたまで連れていかれてしまい、くたくたになった挙げ句、裸にされて放り出されてしまうという。
また、チャネケは「森の自然の守護者」の役割も持っており、森の動物たちとコミュニケーションを取ることが可能である。
小さくて、妖精的な存在であるというところから、中南米に生息するとされる妖精「ドゥエンデ」とは関係があるのではないかと指摘がされている。
チャネケとは、現地の先住民の言語であるナワトル語には「危険な場所に住む者」、または「家の所有者」を意味する。独りで森を歩いているとチャネケに惑わされ、なぜ自分が森にいるのかも忘れてしまい、森の自然を守るのが自分の役割だと思い込んでしまうといわれている。












