立憲民主党の野田佳彦代表は17日、国会内で開いた同党「次の内閣」の冒頭、トランプ大統領と赤沢亮正経済再生相の関税措置をめぐる会談(日本時間17日)について言及した。

 会談は当初、赤沢経済再生相とベッセント財務長官らと行われる予定だったが、急遽トランプ大統領が参加を表明し、場所もホワイトハウスに移されるなど異例の展開が続いた。

 野田氏は「第2次トランプ政権の関税をめぐる動きで赤沢大臣が訪米され『まさか!』ということでトランプ大統領もお出ましをいただいた。どんな議論をされたのか、正確に把握していないのでコメントはしにくいんですけれども、いまは大事な局面でわれわれも『国難』という認識は(政府と)一緒です。野党第1党としてできることは何でもやっていこうと思います」とコメントした。

 野田氏は14日に永田町の党本部で、ジョセフ・マイケル・ヤング米国臨時代理大使と会談。その際、トランプ政権による関税措置をめぐる日米関係について意見交換を行ったという。

「(関税措置は)WTO(世界貿易機関)のルール、日米貿易協定に抵触する可能性があるという認識を示して『その解消に努めてほしい』と申しました。『(ヤング氏から)本国に伝える』との返答をいただいた。火曜日(15日)は、米国上下両院議員団が来られた。同盟国である米国から国難という状況がもたらされていることに懸念を申し上げた」

 今月23日、野田代表はトランプ氏の関税をめぐる問題で、石破茂首相との党首討論を行う予定だという。「月曜日(21日)は参議院で集中審議があるのでぜひ、関税の問題を取り上げてもらいたいと思いますし、党首討論でもしっかりただしていきたいと思います」と意気込んだ。