九里亜蓮投手(33)が移籍後の初勝利をマークした。

 5日の日本ハム戦(エスコン)に先発し、8回を5安打1失点。味方の大量援護にも恵まれ、11―1と大勝に導いた。2戦目でつかんだ白星に「気持ちよくマウンドに上がれました。初回に(万波に)ホームランを打たれましたが、粘り強く投げることができたと思う。いい流れに乗って勝てる投球をと思った。野手の方がたくさん点を点を取って守ってくれて、変に気負い過ぎずに投げれた」と感謝した。

 初回に岡山理大付高、亜細亜大学の後輩で教育実習生として行った先の生徒でもあった頓宮が3号2ラン。頼もしい後輩の活躍に「僕が投げてる時に打ってくれてすごくうれしい。何かご褒美を渡さないといけない。ナイスバッティングと言っておきました」と笑顔を見せた。

 オープン戦最下位だったチームは大方の予想に反し、5連勝で単独首位。2位の日本ハムに2ゲーム差をつけた。先発の宮城、高島、曽谷、九里と白星を重ね、打線も打率5割3分6厘の西川をはじめ、太田、杉本、頓宮らが好調をキープし、春の珍事と言わせない勢いを見せている。