ドジャースの大谷翔平投手(30)は2日(日本時間3日)に本拠地ロサンゼルスでのブレーブス戦に「1番・DH」で先発出場し、9回にサヨナラ本塁打を放ち、5打数3安打1打点だった。チームは6―5でサヨナラ勝ちして8連勝。前年のワールドシリーズ優勝チームの開幕8連勝は史上初だ。

 最後に全部持って行った。主役はやっぱり大谷だった。5―5の9回一死無走者でマウンドは6番手の守護神イグレシアスだ。初球、外角の88・9マイル(約143キロ)のチェンジアップを引き付けて振り切った。角度31度、打球速度102・5マイル(約164・9キロ)で高々と中堅へ打ち上げると、大歓声に押されるようにそのままフェンスを越えた。5試合ぶりの一発はサヨナラの3号ソロだ。飛距離399フィート(約121・6メートル)だった。大谷のサヨナラ弾は「40―40」を達成した昨年8月23日のレイズ戦以来、2本目だ。

 試合後、スポーツネットLAのインタビューで「ボブルヘッドデーだからホームラン打てよと言われたので、打てて良かった」と笑顔。特別な日に強いのはスターの証明だ。「大谷とデコピン首振り人形」が配布された昨年8月28日のオリオールズ戦は初回に先頭打者弾を放ち、チームを勝利に導いた。

 相手先発は右腕エルダー。2点を追う初回先頭は2ストライクからの4球目、外角低めの86・5マイル(約139キロ)のチェンジアップを引っ掛けて一ゴロに倒れた。2―5の3回一死無走者はカウント2―2からの6球目、真ん中の84・3マイル(約135・7キロ)のスライダーをミスショット。高々と打ち上げた右飛だった。角度50度で滞空時間6・9秒だった。

 3―5の5回無死一塁は2番手の右腕デロスサントスのカウント2―2からの5球目、外角低めの94・6マイル(約152・2キロ)のフォーシームを捉え、打球速度101・6マイル(約163・5キロ)の痛烈なライナーで右前に運んだ。続くベッツに一発が出れば逆転の場面だったが、投直に三走パヘスが飛び出し、併殺。その後、けん制悪送球で二塁に進むもT・ヘルナンデスは空振り三振に倒れ、無得点に終わった。

 7回二死無走者は4番手の左腕リーと対戦。カウント1―1からの3球目、内角高めの93・7マイル(約150・8キロ)のフォーシームを詰まりながら左前に落とした。マルチ安打は5試合ぶり、今季3度目だ。

 5点差を引っくり返してサヨナラ勝ち。昨年の世界一軍団は本当に強い。