新日本プロレスの海野翔太(27)が、〝進路〟について注目発言だ。「NEW JAPAN CUP(NJC)」覇者のデビッド・フィンレーから「バレットクラブ・ウォー・ドッグス(WD)」に勧誘された海野は、4月5日両国大会で棚橋弘至とのシングル戦を控えている。気になる男の現在の胸中は――。
NJCから丸刈り姿で再起した海野は、決勝戦でフィンレーに敗れ準優勝。「結果に強くこだわりを持って臨んだシリーズだったので。最後勝ち切れなかったのは悔しかったですね」と振り返りつつ「過去の自分を否定しているわけではなく、過去の自分があったからこその第2章なので。今まではこだわりが強すぎたというか『こうでいなきゃいけない』みたいに縛られてた感じはしますね。今は自由にやれてるし、これからの自分がすごく楽しみだなと」と手ごたえをつかみ取った。
現在は敵対関係ながら入門前から互いを知るフィンレーからWDへの勧誘を受けた。海野は「デヴィは一番の理解者だと思ってるし、尊敬もしてますけど、彼と同じことをやれば乗り越えられるのかといえばそうではないと思う。ただ彼の言葉は素直にうれしいですね」と肯定も否定もせず。まずは両国での棚橋戦に集中するつもりだ。
NJC決勝後に棚橋からの対戦要求を受諾した海野だが、握手には応じなかった。「ヤングライオン時代の(2019年の)NJC1回戦で負けた悔しさは残ってますし、戦うことが決まって握手という選択肢はなかったですね。引退するから最後に思い出づくりをしたいという気持ちは一切ないですし、戦うのであれば借りを返したい」とその真意を説明。その一方で「棚橋さんの行動の情報量が多すぎて、真意がつかみ切れていないというか。後藤(洋央紀)さんに本隊を託して、新たに勧誘した上村(優也)に未来を託したんであれば、もうピースはできてるんじゃないですか? 凱旋した時から本隊でずっと一緒にやってきた自分としては、他のユニットからの合流が増えすぎていて都合がよすぎるんじゃないかという気持ちもあります」と、ともに本隊をけん引してきた棚橋への疑問も口にした。
「ハッキリ言って自分の中で迷いはないですし、答えは決まってます。真意が分からない棚橋さんより、デヴィの言葉の方が僕に刺さったというのは事実としてありますけど…。まずは棚橋弘至に今のすべてをぶつけて、安心して引退してもらおうかなと。その上で自分の進むべき道を改めて示したい」。両国決戦の行方とともに、海野の今後から目が離せなくなってきた。












