週刊誌にパパ活疑惑を報じられ、前回2024年の衆院選に出馬しなかった元衆院議員の吉川赳氏(42)が韓国料理店「チェゴプデチゲ高田馬場店」(東京都新宿区)のオーナーとして再スタートを切っていたことが分かった。パパ活疑惑報道について自身のブログで釈明したが、会見を開かなかったことで批判を浴びた吉川氏は騒動後初めてメディアの取材に応じ、反省の言葉と支えてくれた妻への感謝の思いを語った。
吉川氏は2012年の衆院選に静岡5区から立候補し、初当選。岸田文雄前首相が会長を務めていた岸田派に所属し党青年局次長、内閣府兼復興政務官を歴任するなど若手のホープとして期待された。
しかし、22年に週刊誌にパパ活疑惑を報じられ、自民党を離党。その後、無所属で活動をしていたが24年の衆院選に出馬せず政界から離れることになった。
そんな吉川氏は今月、韓国料理店「チェゴプデチゲ高田馬場店」をオープンした。お昼時で多くの客でにぎわう店内のカウンター越しに吉川氏の姿があった。
「今は店舗の運営、接客、仕入れ全てを行っています。まだオープンしたばかりで大変なことも多いですが充実しています」
政界から離れるきっかけとなったパパ活疑惑について質問すると「係争中(※注)で明らかになっていない事実もあります。ただ私の行動に関しては非常に軽率であったし、議員時代にご支援いただいた皆さまに多大なご迷惑をお掛けしてしまったということは深く反省しています」と神妙に語った。
当時、なぜ会見を開かなかったのか。「参院選前という微妙な時期で党への影響を考慮しました。報道自体も過熱していて、会見を開いてもこちらの意図が伝わらないのではないかという懸念もありました」
報道が過熱していく中で家族にも影響が及んだ。「マスコミ各社が家の周りを張っていた状況でした。週刊誌が妻にまで取材をかけることもありました。本当につらい思いをさせました」と振り返った。
どん底の状態、そして飲食業で再起を図る吉川氏を支えてくれたのは、妻の清美さん(39)だった。「結婚した当時は国会議員じゃなかった。妻から『国会議員と結婚したつもりもないし、どういう人生になろうが一生懸命に頑張りなさい』と言われ、ありがたかったですね」
さらに「妻が今年40歳になるんです。友達と40歳の記念旅行に行きたいと言ってるので、送り出してあげれたらいいなと思います。僕とは行きたくないでしょうから(笑い)」と感謝しきりだ。
お店には清美さんの姿もあり、夫婦で店を切り盛りしている。飲食業をやる中で元政治家としての直感が働くこともある。食材の仕入れをする中で、物価高が直撃。吉川氏は「不思議とそこから、こういう政策がいいんじゃないかとか思い付いたりすんですよね」と語った。
政界再挑戦はあるのか。「今は多店舗展開を目指して、頑張っていきたいと思います」と多くは語らなかった。
※出版社に対し7500万円の賠償金の請求と謝罪広告の掲載やウェブ記事の削除を要求したが、東京地方裁判所は吉川の請求を棄却。吉川氏は判決を不服として控訴。












