5月に現役を引退する女子プロレス「マリーゴールド」の自称〝女子プロ界の人間国宝〟こと高橋奈七永(46)が、スーパーフライ級王者・ビクトリア弓月(20)に貫禄勝利を収めた。
パッションカウントダウンと称したシングルマッチが11日の新宿フェイス大会で行われ、高橋は昨年5月の旗揚げ戦以来、約10か月ぶりに弓月と激突した。
試合が始まると、勢いよく突進してくる弓月の猛攻撃にさらされた高橋だったが、右足を執拗に締め上げて先輩として意地を見せる。だが、試合時間が15分を過ぎても攻撃の手を止めない弓月に苦戦。足4の字固めで絞り上げられ、ムーンサルトプレスをくらうと窮地に陥った。
それでも高橋はカウント2で肩を上げ、高角度のバックドロップを投下。コーナーに上った弓月を頭突きで黙らせると、最後はチャナラッカ☆百で3カウントを奪ってみせた。
マイクを持った高橋は「弓月、お前は本当にキャリア2年目? 肝っ玉座ってんな! でもな、高橋奈七永引退前のシングルで勝者は高橋奈七永、敗者はビクトリア弓月。これが現実だ。お前は一生この負けを覚えておくんだな」と言い放った。
すると、弓月から「ふざけんじゃねえぞ! 悔しくて悔しくてたまらねえんだよ! だから4月14日パッション興行でナナモモ(高橋と中西百恵のタッグ)の相手やらせろよ!」と自身のプロデュース興行「終わりよければすべてパッション!!」(4月14日、新宿フェイス)で行われる最後のナナモモの対戦相手に名乗りを上げられた。
驚いた表情を浮かべた高橋は「プロレスは頭がおかしいほうが絶対に上にいけるからな。お前はもっと狂ってナナモモの対角に立て。でも、少し考えさせてください」と返事を保留にした。
また、この日観戦にきていた長与千種率いる「マーベラス」の彩羽匠ら7選手をリングに上げた高橋は「マーベラスの皆さん、プロレスが好きなのか、高橋奈七永が好きなのか、それともよっぽど暇なんですね」と挑発。
この言葉に彩羽から「暇じゃねえよ。七永さん、自分は奈七永さんと試合がしたい。そのために後楽園も見に行ったし、今日もお金払ってアピールしに来ましたよ。たださ、ここだけの戦いじゃなくて、自分も成長して後輩ができてプライド持ってるんですよ。奈七永さんもマリーゴールドの選手、抱えてますよね? そこも勝負しませんか?」と対抗戦を要求された。
彩羽の思いに高橋は「戦うってことね。それならマーベラス対マリーゴールドの対抗戦だよ!」と絶叫。30日の後楽園大会で2団体の対抗戦が組まれることが決定的になった。












