フィギュアスケート男子で五輪2連覇を達成したプロスケーター・羽生結弦(30)が7日、自ら座長を務める「羽生結弦 notte stellata」(宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ)に出演。狂言師・野村萬斎は、唯一無二のスケーターのさらなる飛躍に期待を寄せている。
この日は第1部の最後に野村の代表的な演目の1つである「MANSAIボレロ」でコラボレーションが実現。氷上中央の特設ステージで演じる野村と和装に身を包んで氷上で演じる羽生の姿には大歓声が沸き起こった。
野村は「何か始まる時にちょっと一瞬、霊感ではないけど、みなさんの何か魂を感じるというか、そういう思いが私に乗りかかってくるというか、何となく背負うもの、狂言に携わる者の使命のような気もして、改めてそういう場所と自分の使命みたいなものを再認識させていただいた」と神妙に語った。
第2部の冒頭では羽生が金メダルを獲得した2018年平昌五輪のフリー曲で伝説的プログラムの「SEIMEI」を野村と熱演。野村は「つくっていく段階で、本当に羽生さんが陰陽師を好きなんだなと思った。僕より詳しくて、僕が忘れていることも何となく覚えていらっしゃるぐらい」と率直な印象を口にした上で「羽生さんがこうやってアイスショーをいろいろプロデュース、演出もされていく中で頼もしく成長されている」と太鼓判を押した。
2人の縁は15~16年シーズンから始まった。「あの頃はまだ何ていうのかな、僕としゃべっている時には彼の中のものが言語化されていなかった」というが「今までの経験などで、だんだん殻が破れて、芽が出て花が開いている」と成長を実感した。
だからこそ「単なる個人の活動という枠を超えているところがすばらしい。彼の何かスケートに留まらない意思、発想、行動力などが凝縮されたすばらしいショーであった。職業、羽生結弦はますますもっと何か彼の出来ることを成し遂げていくんだろうなと思う」とエール。羽生はまだまだレベルアップする。












