ボクシングのスーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)が3日、都内のWOWOWで行われた「井上尚弥出演!エキサイトマッチSP『井上尚弥vsイェジュン』」(24日午後9時、WOWOWライブとWOWOWオンデマンドで放送・配信)の収録に出演。今年は合計4試合行う見通しを示し、来春にWBA世界バンタム級王者の中谷潤人(27=M・T)と対戦することを希望した。
モンスターが気になる今後について自ら語った。番組で振り返った1月の金芸俊(キム・イェジュン=韓国)戦を含め、「次がラスベガス、9月に日本、その次がサウジアラビア。今年は4試合やる予定」と明言した。5月に米国ラスベガスでWBC世界スーパーバンタム級1位アラン・ピカソ(メキシコ)との対戦が計画されていたが、ピカソ側が回避。代わってWBA同級2位ラモン・カルデナス(メキシコ)らが相手候補に浮上していることが海外などで報じられたことには「映像は見ている。以上! あとは察してほしい」と話すにとどめた。
9月はWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との対戦が予想され、「そういうことになるのかな」と否定せず。続けて「12月がフェザー級に上げて(WBA同級王者)ニック・ボール(英国)」と明かし、現在の4団体のベルトを保持したままの対戦を希望したが、「各団体がどう判断するのか」との懸念も口にした。
そして、中谷との対戦にも「日本のファンが楽しみにしている試合」と言及。中谷が先月もWBC世界バンタム級6位ダビド・クエジャル(メキシコ)に3回TKOで圧勝して評価をさらに高めていることに、「実力も付いているし、強いと思う。ダビド・クエジャル戦などを見ると力強さがあるし、倒すべき時に倒している。倒す能力が非常に高い選手だと思う」と賛同した。
対戦の時期は「来年の春に実現できればいいし、その試合が実現しなければ別の道もある」と希望。「来年の春の試合を見据えた場合、4本のベルトは持っていた方がいい」とも語った。
ラスベガスでは2試合行っているが、コロナ禍の最中で無観客試合と小規模会場での開催だった。次戦は約2万人を収容する大会場T―モバイル・アリーナが予定されており、「ラスベガスで試合をするのは楽しみだが…果たして会場が埋まるのかなと」と観客動員には不安も感じている。「その先のことも考えたとき、絶対に落とせない試合」と位置づけるが、アピールするところについては「そこにこだわってしまうと自分のボクシングが崩れてしまう可能性があるので、ラスベガスだからというのはない。アピールするというのであれば日本での試合と同じ。そういう試合ができれば自ずとアピールできると思う」と自然体を強調した。












