ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)の次戦5月の対戦相手に、WBA同級2位ラモン・カルデナス(29=米国)が最有力候補に浮上した。

 井上は5月に米ラスベガスでWBC同級1位アラン・ピカソ(メキシコ)との対戦が決まりかけていたが、相手陣営が難色を示したことで頓挫。先行きが不透明となっていた。そうしたなか、米専門メディア「ボクシング・シーン」は「井上は5月4日、ラスベガスでテキサス州出身のラモン・カルデナス(26勝1敗、14KO)と戦う予定」「この試合は交渉の最終段階にある」と報じた。

 カルデナスは2月8日に米国で行われた同級10回戦で同9位ブライアン・アコスタ(メキシコ)に3―0で判定勝ち。試合後には「井上は最高の選手なので、彼と戦いたい。今年、彼が望むなら、私はいつでも準備ができている」とモンスターへの挑戦に意欲を示していた。

 同記事では同メディアのオーナーで米「PRO BOX TV」創設者のギャリー・ジョナス氏がカルデナスについて「彼はこの階級にしては非常に強い打撃をします…まるでラバのように強打をする」と評したことを記している。

 また、井上の次々戦以降については9月に日本でWBA暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と対戦し、12月にはサウジアラビアで試合を行う予定であることも伝えた。