ボクシングのWBA世界ライト級王者ジャーボンテイ・デービス(米国)の〝疑惑のダウン〟が、さらなる波紋を広げている。
デービスは1日に米ニューヨークで挑戦者のWBA世界スーパーフェザー級王者ラモント・ローチ(米国)と対戦し、10の判定でドロー防衛となった。9ラウンドにはデービスがヒザをついたように見えたシーンもあったが、レフェリーはダウンと判定せず、世界中で批判が噴出。世界4階級制覇王者テレンス・クロフォード(米国)や、元WBC世界スーパーウエルター級王者セルヒオ・モラ氏(米国)らがSNSを通じて相次いで判定に疑問を投げかけた。
さらに、元WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア(米国)も自身の「X」で「ラモントの勝利だった。あのダウンをコールしなかったのは、これまでボクシング界で見た中でも最も乱暴なことだ」と非難。続けて、次のように投稿した。
「私が不思議に思うのは、コミッションが変更を加えるのは(デビン)ヘイニーのように文句を言ったり泣いたりしたときだけなのか、それとも実際にスポーツの整合性を気にかけているのか、ということだ! タンク(デービス)には何の恨みもないが、コミッションが私の勝利を変更したのだから、今回の勝負もローチの勝利に変更すべきだ。彼らは最初から私を捕まえようとしていたから、そうはしないだろうけどね」
ガルシアは昨年4月にWBC世界スーパーライト級王者デビン・ヘイニ―(米国)と対戦。前日計量で体重超過の失態を演じた。試合では判定勝ちを収めたものの、その後にドーピング違反まで発覚。ニューヨーク州のコミッションは無効試合とし、ガルシアに対して1年間の出場停止処分を下した。
このことに、今でも不満を持つガルシアは「ボクシングの一貫性のなさにはうんざりだ」「私が(禁止薬物の)オスタリンを飲んだというでっち上げの話が持ち上がった。デタラメだよ」などと怒りを爆発させた。












