女子テニスの人気選手エマ・ラドゥカヌ(英国)が試合中にストーカー被害を受け問題になった中、別の若手人気選手も過去に受けたひどい脅迫行為を明かした。

 2021年に4大大会の全米オープンを制したラドゥカヌは、ドバイ・テニス選手権でカロリナ・ムホバ(チェコ)と対戦。第1セットでラドゥカヌは主審のもとへと歩くと、何かを訴え審判台に隠れるようにして涙を流し、ムホバに慰められた。その後、試合に戻ったが、0―2で敗れた。

 WTAによると、ラドゥカヌに「執着的な行為をした男」が最前列で試合を観戦しており、当該男性は退場させられた。またWTA主催試合への出入り禁止処分が下された。

ミラ・アンドレーワ(ロイター)
ミラ・アンドレーワ(ロイター)

 テニス選手へのストーカー行為や脅迫行為について、別の人気選手も声を上げた。英国メディア「デーリー・エクスプレス」によると、ロシアの17歳、ミラ・アンドレーワはまだ14歳のころにひどい脅迫を受けたことを明かした。

「もちろん、負けるたびに、すべての選手がたくさんの憎悪のメッセージを受け取ると思います」と切り出し、「若いころ、14歳のとき、初めてITFのトーナメントに出場したことを覚えています。負けた後、メッセージを受け取りました。『周りを見回してみて。君を見つけて、腕を切るから』と。それは今でも覚えている言葉です」と恐ろしい経験をしたことを明かした。

 テニス選手に限らず、多くの人気スポーツ選手を悩ませる問題。対策が必要だ。