陸上男子100メートルで日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)が聖地での〝リベンジ〟を誓った。
昨季は右脚の違和感などでパリ五輪の代表選考を兼ねた日本選手権を欠場。4大会連続の五輪出場とはならなかった。18日のオンライン取材では座骨神経痛を発症していたことを明かした上で「臀部やハムストリングスの張りが強くなって、骨盤が前傾すると脚に気持ち悪い感じがあった」と回想。練習の再開まで約5か月を要したものの「今は問題ない」と復調ぶりをアピールした。
パリ五輪はライバルたちの雄姿を眺めることしかできず「日本を背負って、代表に返り咲いて走りたい」との気持ちが芽生えた。今季は9月に東京で世界選手権が開催されることから「まずは出場権を獲得するレベルまで戻すことにフォーカスする。そういう大舞台で自己ベストが出るかどうかが勝負の分かれ道になる。そこを念頭にやっていきたい。今は完全にチャレンジャーの立場」と気合を入れた。
世界選手権の会場は国立競技場。同会場で行われた東京五輪の400メートルリレーはバトンがつながらず、まさかの途中棄権に終わった。「まだ個人的には国立競技場で満足のいくレースができていない。そこをなんとかいい思い出に上書きできるようにしたい」。6月で33歳を迎えるが、闘志は消えていないようだ。











