9日投開票された東京都知事選は、舛添要一元厚労相(65)がただ一人100万票を超える約211万票で圧勝した。

 事前の出口調査通り、まさに“秒殺”で当確を出した舛添氏。自民党と公明党の推薦があったとはいえ、あまりの圧勝劇だった。


 それでも、選挙戦前から絶えずネガティブキャンペーンを受けていた。告示直前に、元妻で自民党の片山さつき参院議員(54)に、安倍首相に応援を頼まれたにもかかわらず「婚外子の扶養問題の解決」「実姉の扶養義務の問題の解決」と、プライベートを明かされてしまい、一部の女性有権者から敵視される状況になった。


 選挙戦が始まってからは、週刊誌などで過去の老人および女性蔑視発言や新党改革時代の金銭疑惑も取り上げられた。


「ホントに大変厳しい戦いでした。過去の女性蔑視問題、元新党改革の側近議員らが告発したお金の問題などです。こちらから何か言えば選挙戦じゃなくなりますから、つらかった。しかし、新しい話はひとつもなかった。元側近議員らの告発にしても法律的には問題はないと言い切れます」と振り返るのは福嶋輝彦事務局長だ。


 舛添氏は12日に初登庁し“舛添都政”をスタートさせる。今月23日に開かれる東京マラソンで都知事に就任後、都民の前に初めて姿を現すことになるが「すぐ初登庁ですから準備が忙しいです。東京マラソンは、スターターはやっても走ることはないと思います」(福島氏氏)。


 2020年の東京オリンピック、パラリンピックでは、ビートたけし本紙客員編集長が開会式の演出をしたい意気込みを見せている。これに対して舛添氏は「たけしさんが、五輪開会式の演出ですか? それは森(喜朗元首相・組織委員会会長)さんと相談しないと。でも、たけしさんは好きですよ」と含みを持たせる微妙な答え。


 6年後の東京五輪で、“舛添都知事&開会式演出担当、世界の北野”という夢のコラボ実現となるか。