【支局便り】26日に行われたパリ五輪の開会式は、いろんな意味で記憶に残る一日となった。

 開会式前には高速鉄道TGVの3路線で人為的な火災が発生。開会式も重苦しい雰囲気で実施されるのかと思いきや、フランス人の陽気さは健在だった。バイクの警備員は仕事前にSNS映えの写真を撮影。メインプレスセンターで確認できた聖火リレーの映像でも、何事もなかったかのような盛り上がりを見せていた。

 開会式の式典が実施されたトロカデロ広場の記者席にたどり着くには、3度の関門を突破する必要があった。警備員による手荷物検査、チケットの確認、エックス線での手荷物検査を終えると、無事に中へ入ることができた。記者席に座るまで1時間以上はかかったが、検査の方法は半分適当な面もあり、厳格な様子はなかったように感じた。

 記者席には屋根がなく、雨が降った際はずぶぬれになり、原稿を書くのも大苦戦。開会式は大きなトラブルなく幕を閉じたものの、この先が思いやられるのは気のせいだろうか…。