ボクシングの元世界ヘビー級王者マイク・タイソン(57=米国)が移動の飛行機内で体調不良となり、医学的な緊急処置を受けていたと、英紙「デーリー・メール」など各メディアが報じた。
7月20日に米テキサス州でユーチューバーのジェイク・ポールとエキシビションで対戦するタイソンは、マイアミ発ロサンゼルス行きの機内で吐き気やめまいなど不調を訴え、機内で医療従事者を求めるアナウンスがあったという。空港到着後、救急隊員がファーストクラスにいたタイソンの状態が安定していることを確認したという。
タイソンの広報担当者は「潰瘍が再発したため吐き気とめまいを感じた」と説明し、試合に向けて問題がないことを強調した。しかし「デーリー・メール」は「健康不安により、予定されている20歳年下、ポールとの試合に向けて、彼の安全に対する懸念が再燃している」とし「再び試合を行うべきではないの声が多く上がっている」と指摘し、中止を求める意見が出ているという。
また、英紙「ミラー」によると、元WBAフェザー級王者バリー・マクギガン氏(64=アイルランド)も懸念を表明し、対戦回避を進言した上で試合開催が許可されたことに不満を表明したという。「統括団体は57歳の男をボクシングに参加させたことについて厳しく叱責されるべきだ。本当に愚かで無責任だ」と語った。
タイソンの復帰戦については高齢のため、各方面から疑問の声が上がっていた。タイソンのファイトマネーは20億円と伝えられている中、今回の体調不良で開催可否の議論が再び活発化するのは間違いなさそうだ。











