前夜の雪辱を果たした。阪神は25日の巨人戦(甲子園)に3―0で完勝。昨夜は戸郷にノーヒットノーランを食らった打線が8安打と意地を見せ、先発ビーズリーも6回3安打無失点の快投を披露した。
 
 まずは初回、得点にはつながらなかったものの3番・森下、4番・大山が連打で出塁。無安打に終わった前夜からの嫌な流れをスッパリと断ち切った。2回には一死二塁から、8番・木浪の適時二塁打で幸先よく先制に成功。これには岡田監督も「昨日からの流れもあるから、先制点も大きかった」と目を細めた。
 
 さらに、4回には渡辺の1号ソロが飛び出すと、5回にも二死二塁から森下の中前適時打で追加点を奪取。指揮官は「まあ、(打線)奮起とまではいかんな。明日1試合やな、点取ったら奮起って言えるな」とニヤリと笑いながら、「おーん、1番練習の時から状態いいのは渡辺や。前の広島のカードからなかなか点取れなかったけど、3点あればちょっと楽なゲーム展開にできたよね」とうなずいた。
 
 また、岡田監督は第1次政権時の06年9月16日の中日戦でも、山本昌にノーヒットノーラン負けを喫している。だが、その翌日の17日は2―0で零封勝ちすると、そこから一気に9連勝。この日の試合後に当時のことを問われると「そりゃ覚えてないわ、(ノーヒッターの翌日)何点取ったん?」と首をかしげつつ、2点だったことがわかると「ほな、今年の方がいいやん」とにんまりだった。

 やり返しの1勝で交流戦首位突入を確定させた岡田阪神。この勢いのままパ球団をなぎ倒したいところだ。