競泳男子でパリ五輪代表の瀬戸大也(29=CHARIS&Co.)が、超ポジティブ思考のメンタル術を〝武器〟にしている。
24日まで行われた代表選考会では、本命の400メートル個人メドレーで五輪切符を逃した。そのとき「五輪に行けなかったら行けなかったで、かなりやり尽くした感はあるよなと。引退も頭によぎった」と明かしたが、200メートル個人メドレーで五輪切符を奪取。「やっぱり(五輪を)決めて良かったなと素直に思う。五輪が近づくにつれて、どんどんスイッチが入ってくると思う」と笑顔を見せた。
今回の選考会では男子背泳ぎの入江陵介(34=イトマン東進)、女子平泳ぎの渡部香生子(27=MEIGI)ら、経験豊富なベテラン勢の苦戦が目立った。競泳関係者は「入江選手や渡部選手は、レースの前から自信のない感じが出ていた。もっと笑顔で出ていったらいいのにと思った」と指摘する。
一方、瀬戸はパリ五輪切符のラストチャンスとなった200メートル個人メドレー予選後に、「プレッシャーはない」と語るなど前向きな言葉で自らを鼓舞。代表決定後には「夏は得意なので任せてほしい」と宣言した。同関係者は「本当にプレッシャーがなかったかはわからないが、そうやって前向きに考え、言葉にすることは大事」と分析。〝言霊〟が結果につながったというわけだ。
パリ五輪まで4か月。金メダルの本命、レオン・マルシャン(フランス)ら難敵との対戦を控えるが「自分の自己ベストを更新するのが、一番の目標。自分に勝ちたいというのはブレていない。そこを超えたらメダルもついてくる」と強気。本番でも持ち前のポジティブ姿勢を貫き、表彰台に立つことができるか。












