〝再犯〟ならどうする? ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(30=大橋)が5月6日に東京ドームでWBC同級1位ルイス・ネリ(29=メキシコ)と防衛戦を行うことが6日、正式に発表された。
日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長は、2018年の山中慎介戦で大幅な体重超過により無期限活動停止処分を受けたネリ(現在はライセンス申請資格回復)が再び体重超過した場合、処分は加重せず、JBCのルールに従って下す考えを示した。
この日の会見に出席したネリは、過去の過ちを謝罪し、繰り返さないことを誓った。万が一、過ちを繰り返せば、日本のファンの怒りが爆発し、さらなる厳罰を求める声が上がることも予想される。一般社会では、刑法第57条で再犯者に対して刑を加重できると定められているが、JBCはそうではなかった。
安河内事務局長は、ネリが前回処分を受けた時には定められていなかった体重超過に関する詳細なルールが「今はできている」といい、「〝前科〟は払拭して清算済みと考えている。ファンの感情は別にして、われわれのルールに従って淡々と処分を決める」と説明。「みなさん、そういう事態が生じないことを期待しているでしょうし、それに応えるために、できる限り協力していきたい」と付け加えた。
井上の所属ジムの大橋秀行会長は、わずかでも体重超過をすれば試合をさせないことを明言しているが、現在のルールなら、体重超過をしても、わずかであれば前回のような無期限活動停止処分までに至ることはない。だが、日本のファン、関係者は二度と許さないだろう。












