ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋)と来年1月の対戦が浮上しているWBA世界バンタム級王者ジェシー〝バム〟ロドリゲス(米国)が方向転換を強いられると、専門メディア「RINGSAIDE24」が伝えた。

 バンタム級に転向し、3階級制覇王者となったバムの陣営は体を適応させるため、9月にWBC同級王者で尚弥の弟である井上拓真(大橋)との対戦が浮上していた。同メディアは「ロドリゲスには明確なロードマップがあった。拓真を倒し、さらに大きな尚弥との対戦に向けて自らの立場を確立することだった。しかし、別の方向に進んでいる」という。

 その理由は拓真に那須川天心(帝拳)との再戦が浮上しているからだという。同メディアは「拓真との対戦は暗礁に乗り上げた」とし「昨年11月にファンフランシスコ・エストラーダに勝った那須川はWBCの指名挑戦者となり、拓真との再戦は日本で大きな注目を集めるだろう。もし、その試合が9月に決まれば、ロドリゲスは方向転換を迫られることになる」と指摘した。

 すでにバムにはWBO世界バンタム級王者クリスチャン・ヒメネス(メキシコ)との代替案が報じられている。ただ「階級を上げて成功を収めたロドリゲスが当初考えていたスケジュールとは異なってくるだろう」とし、井上尚弥との対戦にも影響を及ぼしそうだ。