過密日程でも問題なし! ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上拓真(28=大橋)が25日、横浜市内の所属ジムで行われた初防衛からの一夜明け会見に臨み、5月6日に東京ドームで開催される見通しの兄でスーパーバンタム級4団体統一王者・尚弥(大橋)対〝問題児〟ルイス・ネリ(メキシコ)戦に参戦するため、わずか1週間の休養で練習を再開することを明かした。
前日はIBF世界スーパーフライ級王座を9度防衛した強豪ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)に9回KO勝ち。決定力を欠いて判定勝利が多かったこれまでとは一変した戦いぶりで評価を高め、「ボクシング人生の中で一番いい内容だった」と満足げに語った。
期待されるのは東京ドームでの兄弟そろい踏み。公式発表はされておらず、陣営は一言も東京ドームとは口にしていないが、所属ジムの大橋会長は次戦が同級1位の石田匠(井岡)との指名試合になるといい、「井上尚弥と一緒にやらせたい」と明言した。
東京ドーム参戦となれば試合間隔が2か月余りしかない。これまでの拓真の最短試合間隔は3か月と17日で、実現すれば異例の短さとなる。拓真は練習再開の時期を問われると、父の真吾トレーナーに「どのぐらい休むんですかね?」と質問。「昨日計算したら、10日後でちょうど(残り)2か月。その前ぐらいに…」と返答されると、「1週間ぐらいは休んで、そこから始めていきたい」との考えを示した。
気になるのはダメージだが、「効いたパンチはほとんどなかった。ダメージはない」と強調。「同じ日にやるのは、お互いがそこに向けて高め合って練習ができるので、その点に関してはいい」と兄弟そろい踏みのメリットも語った。1990年2月のマイク・タイソン以来となる東京ドーム興行。歴史的な大舞台に立つために、のんびりしていられない。












