米ロ二重国籍で米国在住の女性がロシアの実家に里帰りした際、ウクライナに51ドル寄付したとして国家反逆罪で逮捕された。有罪となれば懲役20年の可能性もあるという。ロシア紙モスクワ・タイムズが21日、報じた。

 ロシア出身のクセニア・カレリナさん(33)は2021年に米国人男性と結婚し、米国市民権を得たという。カリフォルニア州ロサンゼルス在住だった。

 2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻した日に、米国の銀行口座からウクライナの人権非営利団体に51ドルを寄付した。すると先日、ウラル地方のエカテリンブルク市在住の両親のもとに里帰りした際にロシア連邦保安庁(FSB)に逮捕された。

 FSBによると「2022年2月以来、彼女はウクライナの組織の一つのために資金を積極的に集めており、その資金はウクライナ軍による戦術医薬品、装備、武器、弾薬の購入に使用された」という。

 米FOXニュースによると、ホワイトハウスのジョン・カービー国家安全保障報道官は「われわれはさらなる情報を入手し、当該人物への領事面でのアクセスを確保しようと努めている。ロシア国内の米国国民に生じる危険についての非常に強い警告をします。もしあなたがロシアに居住または旅行中の二重国籍者を含む米国国民であるなら、今すぐ出国すべきだ」と語っている。