プロレス界のスーパースター・故アントニオ猪木さん(享年79)の生誕80周年企画として始まった猪木展の第3弾「~おかえりなさい、猪木さん~燃える闘魂 アントニオ猪木展 in YOKOHAMA」が、16日から神奈川・横浜市にある「MARK IS みなとみらい」で開催される。

 15日に行われたメディア内覧会には、猪木さんの一番弟子、〝炎の飛龍〟ことドラディションの藤波辰爾(70)のほか、猪木さんの実弟・啓介氏、モノマネ芸人のアントニオ小猪木、アントキの猪木が出席した。

 会場には猪木さんの若手時代の写真が多く展示されている。藤波の目をクギ付けにしたのは付け人としてアフリカのタンザニアを訪れたときに撮影されたものだった。「猪木さんに『日本から連絡が来たので、先に帰るから』と言われて、置いてけぼりにされた。朝起きたら、闘魂棒じゃなくて槍を持ったマサイ族が立っていた」と笑いを誘った。

 開催地である横浜は猪木さんの出身地。藤波にとっても、1988年8月8日、猪木さんとIWGPヘビー級王座戦(王者・藤波に猪木さんが挑戦し、60分フルタイムドロー)を行った思い出の場所だ。「選手は、自分の出身地というのは何か違う力が湧いてくるもの」と思いをはせた。

 今回の目玉となる展示品は、80年代に使用されたガウンだ。プロレス、格闘技ショップ「闘道館」(東京・巣鴨)の泉高志館長は「金曜20時にテレビでプロレスをやっていたころのイメージといえばこれ。猪木さんも一番気に入られていたと思う」と語った。

 猪木展第3弾は25日(21日は休館)まで、「MARK IS みなとみらい 1階グランドガレリア」で。入場無料。