母校の悲願を果たせるか。大相撲の琴ノ若(26=佐渡ヶ嶽)が13日、出身校の埼玉栄高で開かれた大関昇進報告会に出席。約2000人(中学を含む)の後輩を前に「たくさんの方に支えられて、この地位に番付を上げることができた。これからも中学、高校で培った6年間の気持ちを胸に、上を目指して精進していきます」とさらなる活躍を誓った。
埼玉栄高は相撲の名門校として知られ、現役の幕内力士だけでも11人のOBが名を連ねる。大関は豪栄道(現武隈親方)、貴景勝(常盤山)に続いて琴ノ若で3人目。しかし、まだ横綱は輩出していない。琴ノ若を6年間指導した相撲部の山田道紀監督(58)は「教え子の中から一人でも横綱になってほしい。貴景勝と(関脇の)大栄翔もいるし、競争になる。(琴ノ若は)今までは追う立場で、これからは追われる立場。常に緊張感を持ってやらないとダメ」とハッパをかけた。
町田弦校長(63)も「ケガに気を付けて、さらなる高みを目指して頑張ってほしい。埼玉栄高校出身の『横綱琴桜』が誕生してほしい」と期待を寄せる。琴ノ若は今のしこ名で春場所(3月10日初日、大阪府立体育会館)に臨み、5月の夏場所からは祖父で元横綱の「琴桜」を襲名する予定。次は新たな番付としこ名で母校へ凱旋することを熱望した。
まずは大関として初優勝を達成し、綱取りへの足掛かりをつくりたいところだ。












